第1105話「愚の骨頂」

TOPICS
・バスターコール
・助け船？

・バスターコール
前回、世界政府の邪魔となる一切の可能性を排除するため、サターン聖がバスターコールを発動し、エッグヘッドへの砲撃が開始されました。

上空にある研究層(ラボフェーズ)はフロンティアドームが起動しているため、まだ安全です。麦わらの一味らは当初の脱出作戦（ラボフェーズに泊まっているサニー号をベガフォース１で飛べる空域まで輸送し、そこからサニー号の”クード・バースト”でさらに飛び、逃げ切る作戦）（1090話）の通り、ラボフェーズの裏口に集合しようとしています。ただし、肝心のベガフォース1は黄猿との戦闘の影響で酷い損傷を受けており（1091話）、ベガフォース1を使った脱出作戦は不可能となっています。


ナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン（重傷）、エジソン
→ラボフェーズ裏口に待機中

リリス、ブルック
→サニー号をラボフェーズ裏口に輸送中

ゾロ、ジンベエ
→ルッチと戦闘中

フランキー、アトラス、ボニー、くま（機能停止？）
→「真空ロケット」でラボフェーズに向かう途中、黄猿によって止められ、パシフィスタによる集中砲火を浴びようとしている。再び動いた くま はボニーを抱える

サンジ
→ボニーを助けるため地上から跳ぶ

ベガパンク
→破壊されるエッグヘッドを見て立ち尽くす

ルフィ
→自動調理マシンの前で食い倒れているところを海兵に発見される


サターン聖はパシフィスタに、真空ロケットから宙に放り出された「ボニーとくまを撃ち殺せ」と命令します。そして、パシフィスタ達は上空にレーザーを照射しようとしているところです。

ベガパンクはボニーが海賊になったと知った時、最悪のシナリオがよぎったと言います。それは、くまのクローンであるパシフィスタがボニーを撃ち抜くことでした。その最悪のシナリオがまさしくベガパンクの目の前で起きようとしています。

ただし、科学で説明できない事象が くま に起きており、その原因がバッカニア族の特性にあるのならば（1104話考察）、くまのクローンであるパシフィスタに同じ現象が起きる可能性は期待できます。つまり、パシフィスタはボニーを撃ち抜くことができないかもしれません。

一方、ラボフェーズの地下に収容されていたCPとセラフィム達の様子は不明です。
ヨークもラボフェーズに取り残されたままでしょうか？

現時点でセラフィムへの命令はヨークが出したのが最後なので、ヨークが気を失えば、エジソンが命令を上書きできるわけですが、今やサターン聖にセラフィムを奪われるリスクもあります。ただし、バスターコールが発動されていると知った今、麦わらの一味がCPをそのまま放置するとも思えないので、今後、セラフィムを使って何かしらのアクションをするのではないかと予想されます。



・助け船？
立てこもり事件前日にエッグヘッドから脱出した研究員・従業員達が乗る船の位置を海軍は把握済みで、サターン聖は撃沈命令を出していました（1089話）。

しかし、海軍による脱出船の撃破作戦はエッグヘッドに向かう何者かの妨害によって失敗し、逆に海軍の軍艦が撃沈されています。

果たして、敵か味方か。

エッグヘッドから近いウィナー島には黒ひげ海賊団、エルバフには赤髪海賊団がいることが確認されていますが、彼らが現状のエッグヘッドに向かう理由は分からないです。

ワノ国からビッグマムとカイドウが早くも復讐にやって来たのだとしたら、とんでもないですし。

少し登場が早い気がしますけども、麦わら大船団の子分たちが援軍として駆けつけたというのが、展開的に一番妥当な気はします。