第648話　「タイヨウへと続く道」

TOPICS
・世界の甲板からVol.31
・万物の声を聞く才
・カリブーの動向
・怪物強化
・ルフィ、ジンベエに仲間のお誘い
・どうなる！？シャーリーの占い

・世界の甲板からVol.31
「スカイピア―神の護衛隊―」
神の社の門前に神の護衛隊となったシャンディアの戦士、ブラハム、ゲンボウ、ワイパー、カマキリの4人が並んでいます。ワイパーは長髪に。元のモヒカン頭からそのまま髪の毛が伸びているのか、剃りこんでいた部分から髪の毛が生えているのかは謎ですｗ
次回は神に戻ったガン･フォールの回になりそうです。シャンディアの酋長も一緒にいそうですね。


・万物の声を聞く才
世界をも滅ぼしうる力と言われる伝説の人魚の力に目覚めたしらほし姫。彼女の強い願いに呼び寄せられノアを止めた海王類たちの会話にはストーリーの重要なヒントがいくつも盛り込まれています。

（しらほし姫・・・ぼく達は君が生まれてくるのをずっと待っていたよ）
（数百年に一度　我々の王は人魚の姿で生まれてくるよ・・・なぜかな）
（君は生まれた時から私達の”王”だ）

海王類と意志を通じることが出来る伝説の人魚は海王類の”王”の化身だったようです。
リュウグウ王国の伝説の人魚にまつわる伝承はオトヒメが語っています（626話）。

「その者にはいつかその力を正しく導く者が現れ、その時世界には大きな変化が訪れる」

ここでいう「正しく導く者」はルフィになるわけですが、果たして世界に何が起きるのでしょうか。
数百年に一度、海王類の王が人魚の姿で生まれてくるのはなぜか。

（この舟はおれ達が引く為に作られたんだ）
（ずっと昔からそうする様に伝わっているんだよ）

なんとノアの使命は海王類に託されていました。
つまり、それを海王類と約束したのは先代の伝説の人魚ということになりそうです。ノアに関わる約束はジョイボーイとその伝説の人魚との間で結ばれたということでしょうか。その意味まで理解しているかは分かりませんが、約束の日にノアが使命を果たすということと何をしなければいけないかは海王類たちに代々伝わっているようです。

（舟はボロボロだ・・・直るかな）
（直すにはあの一族の力が必要だが―時代が代わった）
（直るといいね　約束の時までに）

「あの一族」「時代が代わった」・・・連想されるのは”Ｄの一族”しかありませんね。
壊した張本人であるルフィがノアを直すためのキーになるということでしょうか？ｗ

（気のせいかな・・・あの帽子の人間　ぼく達の声に気づいたよ）
（ちょっと前にもこんな事があった）→　ロジャーの回想シーン

前回、海王類の「やめろ！」という声が聞こえたルフィ。そして、海王類が前にもあったと語る、海王類の声が聞こえる人間はロジャーでした。
これはレイリーが507話でロジャーについて語った「”万物”の声」を聞ける能力を指していると考えられます。

その才はルフィにもあったと・・・流石、未来の海賊王！持ってますね～ｗｗ

ノアは海王類たちによって海の森に安置されました。


・カリブーの動向
カリブーに拉致されていた人魚の入り江の人魚達が竜宮城内で無事発見され、同時に宝物庫の財宝が盗まれました。カリブーが人魚を拉致した目的は人身売買で儲けるためでした。財宝に乗り換えたのは、ヌマヌマの実の能力で底なし沼に取り込める物量のキャパを超えたからでしょうか・。・　目的は同じなので、謎といえば謎です。
財宝の中にはデッケンらがかつて手に入れようとしていた国宝の”玉手箱”が含まれています（626話）。デッケンの一味の情報が確かならば、玉手箱は「日本昔話」の通り、「歳をとる」アイテムです。デッケンらは玉手箱を使って子供のしらほしを大人にしようとしていたわけですが、今となっては不要です。このアイテムがストーリーにどう関わってくるのか、気になるところですね。玉手箱が盗まれた報を聞いたネプチューンのリアクションからノアのような重要なストーリーに関わることはなさそうですが・・・。


・怪物強化
チョッパーの新しい7つの変形点の中で唯一ランブルボールが必要な変形点の名前。巨大になる。
使用後は全身披露で2～3時間動けなくなる（ぇ


・ルフィ、ジンベエに仲間のお誘い
ホーディとの戦いで血を多く流しすぎたルフィは命が危険な状態に。チョッパーが止血剤で血を止めるも、輸血が必要。ルフィと同じ血液型（Ｆ型）の者は一味におらず、魚人島民に献血を呼びかける。
しかし、「人間と血を分けてはいけない」というリュウグウ王国の法律があるため、進んで献血を申し出るもの一人もいませんでしたが・・・。

ジンベエ　「わしの血を使え」


海賊＝無法者であるジンベエは法に気を止めることなくルフィに血を差し出すのでした。
カマバッカに飛ばされ女性に対してサンジが極度の鼻血体質になったことは、人間と魚人との間のこの歴史的な事件につながる伏線になっていたわけです。すいつぁ～すげーやｗ

というか、サンジの血液ストックはサニー号にあって、どうししてルフィの血液ストックはないのかね？ｗチョッパーよｗ

解せないこともありますが、「”タイヨウ”へと続く道」（話タイトル）に水を差すわけにはいきません。
意識を取り戻したルフィはジンベエにこう言うのでした。

「おれの仲間になれよ」


ジンベエの答えはまだです。
「ああ、わかった」と言うのか、「それは無理じゃ」と言うのか、それは次回のお楽しみ〆


・どうなる！？シャーリーの占い
ノアでのびていたホーディとデッケンは王子三人に捕らえられギョンコルド広場で縛られ、ルフィは広場で輸血。ノアは海王類たちによって海の森に運ばれました。

あれ？

シャーリーの占いはどうなったのでしょうｗ



↑この光景は一体いつに？？？

一方、フカボシは海の森のオトヒメの墓前で「ここが”0”です」とオトヒメに報告しています。
”0”とはフカボシがルフィに懇願したように、魚人島が抱える問題が文字通りゼロになったということです。それを「魚人島が滅ぶ」と捉えることもできなくはないです。だけどシャーリーの占いは？？？

魚人島編、まだまだ謎がいっぱいです。