LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【ONE PIECE展】 尾田先生インタビュー
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原画シアター「おおっ!と感動」 作者・尾田さんに聞く
 20日から開幕する「ONE PIECE展」を前に、作者の尾田栄一郎さんが、初の監修を務めた展覧会について、そして自作や震災を巡る思いについて語った。

 ――約100点の原画、主人公ルフィと仲間たちの等身大フィギュアなど、盛りだくさんですね。

 「フィギュアは、原型師の方たちが『徹底的に原作通りに再現したい』とすごい意気込みだった。僕のキャラクターは体格が変わっているのが多いけど、立体でイメージしているので再現しようと思えばできる。原型を見せてもらい、いろんな角度から撮った写真でもチェックし、何度も修整をお願いして素晴らしいものが出来上がった」

 「原画をたっぷり展示してしっかり見せる、というのがこの展覧会の出発点。僕が客なら『これをあの先生がペンを動かして描いたんだぁ』と作者の息づかいが感じられるところがうれしいんだけど、自分の原画はいっつも見ているものなので『これ、そんなに見たいかなぁ?』なんて……いや、見たいんですよね」

 ――原画が動く二つの大型シアターもあります。

 「シアターは、自分の原画がそのまま動くというちょっと体験したことのない映像で、僕でも『おおっ!』と感動するくらいだから、涙もろい人はハンカチを用意してきてね」

 ――展示用に特大イラストを描きおろしたとか。

 「机に載らないんで、テーブル出して中腰で描いてたら筋肉痛になった。ふだんしないような細かな色の塗り込みができて、楽しかったです」


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 ――今年は連載15周年です。

 「作中では15年たってないこともあって、全く意識していません。周りは変わっても、僕は『マンガが好きで描いてます』という出発点から何も変わってない。今週分のページを仕上げて、来週はまた来週考える。それを続けてきただけ。お話が予想外に膨らんで、子供がお小遣いで全巻そろえられる長さでなくなってしまったのは、『良くないなあ』と思っていますけど」

 ――最近の「魚人島」編では、魚人族が人間から受けた差別、憎しみの連鎖など、重いテーマに踏み込んでいますね。

 「前のエピソードで魚人の差別の話を描いてしまったので、魚人の国に乗り込んだらそのテーマはスルーできない。これまでも、ぶつかったテーマには真剣に自分なりの答えを出してきた。メッセージを込めたいわけではなく、テーマにケジメをつけたいんです

 ――国を滅ぼしてでも人間に復讐(ふくしゅう)しようとするキャラクターの動機が、実は「空っぽ」だったというのが、とても現代的です。

 「子供には分かりづらいだろうし、『誰かの恨みを引き継いで』という話の方が少年マンガ的かも知れないけど、少し大人になって現実を見て『ああ、こういうことなんだ』と分かってくれる時が来ると思う

 ――東日本大震災の被災地でも、「ONE PIECE」は子供たちの心を癒やしました。仙台市の書店で、1冊しかない「ジャンプ」を100人以上の子供たちが立ち読みした記事が、話題になりました。

 「あの記事を読んで『あ、マンガ描いてていいんだ。むしろ描かなきゃ!』って思った。すごく元気が出ました。エンターテインメントに関わる人は、みんなあの時『自分は何の役に立つんだろう?』と立ち止まったと思う。でもエンターテインメントは、マンガは、日常に帰ろうとするきっかけになると分かった。じゃあ僕たちは日常をしっかり整えておかなきゃ、と責任感が出てきました」

 ――では最後に、展覧会の監修者としてメッセージをお願いします。

 「遊園地みたいに楽しくて、マンガの世界に引き込まれる展覧会になっているので、見にくる、というより体感しに来てほしい。必ず『来てよかった』と思うはずです。あと皆さん、係員の指示はきちんと守ってくださいね」

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(朝日新聞デジタル)


ほほう・。・

震災時の「1冊のジャンプ」の話はこちら↓

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被災地で1冊の『週刊少年ジャンプ』がつないだ支援の輪
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ONE PIECE展は行けるかどうかわかりませんが、最低でも会場販売の豪華版パンフレットはゲットしておきたいところです。

ONE PIECE展 公式図録記憶―ETERNAL LOG―
5月初旬発売予定
価格:3,500円
カラー、A4サイズ、192ページ。5月初旬発売予定。尾田先生の対談や制作舞台裏も紹介した豪華版公式図録。

ONE PIECE展オリジナルグッズ→ http://onepiece-ten.com/goods/


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空っぽの敵
ホーディが空っぽの敵というのは最初

読んでみてよく分からず、回数を重ね

て読んでいるうちに意味が少しずつ分

かっているような気がしますが、私も

もう少し大人にならないと、完全に意

味は分かんないですね

4月から中学校なので、中学生になったら視点も変わってくるのでしょうか・・・
2012/03/09(Fri)20:31:49
Re: 空っぽの敵
シャボンディ島民
魚人島編で扱っていた裏テーマは人権問題の他に、中東問題や日韓問題、日中問題などのような様々の社会問題です。これらの問題は、歴史的背景が根深く、今生きている人間がそのしがらみにとらわれて、解決できずにいます。
正直、問題解決は現実的に不可能であり、そういった問題をルフィが漫画の中でドン!とはね返していくのが爽快で楽しいという面がワンピースにはあるわけです。

これらの問題を勉強してとなると、中学校ではまだ早いかもしれません。もうちょっと大人になってから、わかってくると思います。

今の子供は成長するたびに、ワンピースを違った読み方ができて2度・3度おいしいんじゃないでしょうか。その点も栄ちゃんは分かっているようですしね。
2012/03/11(Sun)14:43:07
空っぽの敵
kou。
難しい問題ですね。

人間の世界では戦後と現在といったところでしょうか。

戦争で勝った国の人々が、負けた国の人々を奴隷のようにあつかい、そういった事がなくなった現在でも、先祖からの話しか聞いていない子孫達がまたその子孫達に歴史として伝える。その時の恨みや憎しみを受け継いでいる人々が各国にいるということ。

現在に生きる人々は直接酷いことされていないのに、過去の話などから一方的に○○人は酷い人達と認識しているという人々がいるという現実。

ホーディ達はまさに魚人島の歴史に縛られている子孫達といったところでしょうか。

現在、僕たちが住んでいる日本も同じことです。

日本人はアジアの国々に対し酷い事を行なった過去があり、現在は仲良くしてそうでも、実はまだ恨みをもたれています。(スポーツなどでアジア他国の人々が日本を必要以上に敵視するのは「過去の歴史」がある為です。)

現在の人々は何をしたわけでもされたわけでもないのに「過去の歴史」は根深くこれからも子孫達に受け継がれていくのでしょうね。。。
2012/03/12(Mon)02:46:53
OP展 内覧会に行ってきたワン
ブロンディの小さなライオン
とにかく、コーフンしますた。
一見の価値ありです。

おだっちが”なにを描きたいか。”よーく伝わります。
そして、なにもかも細かく、妥協をゆるさないで、たのしませてくれてるんだなぁーと改めて思いました。

もう一度、行ってみたいワン!
2012/03/18(Sun)22:33:10
Re:OP展 内覧会に行ってきたワン
シャボンディ島民
私はプレス内覧会に行ってきました(ぇ
http://onepiece.ria10.com/Entry/1665/

いいなぁ〜羨ましいですw
2012/03/23(Fri) 12:42
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