バンプレスト プライズ　スーパーエフェクト能力者 vol.2　バジル・ホーキンス
バンプレスト プライズ　スーパーエフェクト能力者 vol.2　カポネ・”ギャング”ベッジ
バンプレスト プライズ　スーパーエフェクト能力者 vol.2　キラー  のレビューです。

■ バジル・ホーキンス


自立可能、高さ10センチ

超新星の一人、バジル・ホーキンスの降魔の相（巨大な藁人間に変身する能力）の立体化です。

顔アップ



登場コマが極めて少ないため原作に比べてどうこうと評価するのは難しいですが、眉間にしわを寄せた表情はあまりホーキンスらしくなく、鼻の先はもっと細くした方が似ています。しかし、それは些細なことで全体として見れば「造形は」よく似ています（他の特徴が濃すぎるのでｗ）。

問題なのはどうしてそんなに青々しいのかということですｗ

詳細は不明ですが、ホーキンスの能力は「藁」に関連していることは間違いなく（→”ワラワラの実”？）、この能力は体が藁で覆われた状態になっていると考えられます。したがって、色はちょうどこの前髪と同じようなベージュ色が相応しく、一方、前髪はホーキンス本来のもっと明るい金髪というのがオリジナルのカラーリングのはずで、ＴＶアニメではそのようなカラーリングが採用されています。しかし、このフィギュアはどういうわけか緑色ですｗ

しかし、「藁」ということを抜きにして考えれば、配色は寧ろこちらの方が衣装とのバランスもよくメリハリがあって良いです。原作カラーはまだ明らかになっていないので、実は緑色なんて可能性はなくはなかったり！？原作カラーは結構意外な色が採用されていて、コミックスの表紙見てビックリするなんてことはよくあることですからね。

このホーキンスの右目が若干潰れているのは個体差でしょうか。




ポージングは509話の登場コマの再現です。




五寸釘（？）



藁人形といえば五寸釘。メタリック塗装です。巨大な藁人間に変身して結局、釘で殴るという何とも理解しがたいホーキンスの能力なのですが、釘が相手に刺さると何か効果が発動するものだったのでしょうかね。この釘は先端が丸すぎて、どこにも刺さりそうにありませんｗ




「”億”を超える様な輩は化け物じみていてコワイね～～・・・」




左肩の装備はメタリック塗装。装飾品や衣装、さらに背中から出てる藁の尻尾みたいなものの本数まで原作に忠実です。



ホーキンスに関しては「スーパーエフェクト」は名ばかりで、この土埃か何かがエフェクトパーツになっています。フィギュアを魅せるためというよりは、自立のための補助パーツとしての役割が強いです。
ブーツを履いていないのは謎ですｗ
原作では、足元はコマから見切れていてどうなっているか分からないのですが、変身を解除した瞬間にブーツは既に履いています。したがって、ブーツを履いている方が正しい気がするのですが、どうなんでしょう。冷静に考えて、他の衣装は全て着たままなのに、ブーツだけ脱いでいるのは不自然ですねｗ






■ カポネ・”ギャング”ベッジ


自立可能、高さ8センチ

超新星の一人、カポネ・”ギャング”ベッジの能力発動時の再現です。



エフェクトパーツは取り外し可能です。本体のみだと自立のためには付属の補助パーツが必要ですが、エフェクトパーツを取り付けていれば補助パーツは不要です。

顔アップ


目の皺が多い、頬の肉が垂れすぎ、歯が隙間だらけと、より不細工というか老けてしまっていますｗ
しかし、このシリーズにしてはかなり顔が整っている方だと言えます。
口髭の青い部分に、剃り残しの点々をプリントで再現していればより良かったかもしれません。

葉巻のダボ接着が緩く、ちょっと圧力がかかるとすぐに取れてしまうのがよろしくないです。




ベッジは体が城のようになっている不明能力者。流石に、お腹の城門の鎖や胸の砲門の造形はありませんが、せめて開いた城門の表側の塗装はして欲しかったところです。まぁ、普通に飾っていれば見える箇所ではないのですけどね・。・　また、砲弾の煙はクリアパーツにした方が見栄えが良かったかもしれません。
一方、城内の柱は再現されています。




508話のシーン再現です。




エフェクトパーツはベッジの胸の中から発射された砲弾が”元の大きさに戻る”一瞬を切り取っており、砲弾は大きな半球と小さな半球が合わさった形になっています。






■ キラー


自立可能、高さ8センチ

超新星の一人、キラーです。
こんな技あったっけ？と思ったのですが、ポージングは505話の戦闘シーンの再現のようです。バク宙しながら腕の武器を回転させて海兵を斬っているところです。

顔アップ


似てます（笑）



塗装のはみ出しや斑が目立ちますね。あと、首が四角いですｗ




エフェクトパーツ


残像です（ｷﾘｯ

エフェクトパーツは取り外し可能です。取り外すとキラーがとあるアクティブスポーツを楽しんでいる状態になります。






(＠：┃：)　「・・・・・・・・」




補助パーツ



キラーにも一応、補助パーツが付属していますが、あっても無くても大差ないので撮影では使用していません。使うと、髪の毛が接地面から数ミリ浮きますｗ







一緒に飾る


いろいろ超新星と一緒に。ルフィとゾロを除いて、あといないキャラは・・・ｗ

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以上、スーパーエフェクト ホーキンス、ベッジ、キラーのレビューでした。
「スーパーエフェクト」シリーズはプライズ（安い）、手頃なサイズ、魅せるポージングと三拍子そろった安い牛丼屋みたいなフィギュアです。欠点である接客態度もとい「顔」は最近では改善傾向にあり、本作ではかなり整った造形と塗装となっています（実質、ベッジだけでの評価ですが）。初めがどんだけ酷かったんだっていう話ですｗ
このまま改善されていけば、もっと良いシリーズになるかと思います。
また、このシリーズは他のシリーズでは立体化しえないだろうものがラインナップされることが多々あるので、そういう意味でも期待しています。