LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 ワンピカード対戦思案#17 【OPCG】
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この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は2023年2月11日発売予定のブースターパック第3弾「強大な敵【OP-03】」に収録されるカードリストが全て公開となりましたので、03環境で戦えそうな新リーダーと各色の注目のカードに触れていきたいと思います。




予想)環境新主力リーダー「赤エース」



赤エース新リーダーお披露目の段階で既に期待度が非常に高い新リーダーだったわけですが、第3弾の赤のカードプールを開けてみれば「白ひげ海賊団」が十分すぎるほどに補強されており、強力なデッキとなるのは明白で、03環境の主軸となりそうです。ただし、デッキタイプはワンピカードにおいて全く新しいものなので、02環境の赤ニューゲートのようにデッキ調整にはしばらく時間が掛かるかもしれません。

「白ひげ海賊団」が補強されたため、02環境後半に完成された赤ニューゲートもさらに強化されることでしょう。



パワーダウンのカードと組み合わせると現状全てのカード(パワー最大12000)を焼くことができる「炎帝」は、大型のキャラを1体焼いた上でさらに、リーダーのエースがパワー3000アップしてダブルアタックを仕掛けることができるという非常に強力なカードです。

5コストのマルコは4コストのマルコと同様に不死鳥の如き効果を持っており、復活時に捨てるカードの条件が「白ひげ海賊団」からイベントカードに変わっています。そしてブロッカーを失う代わりに登場時のバーン効果が付与され赤エース仕様のマルコとなっています。

バギーは登場時にデッキトップの5枚をサーチするキャラの「イベント」版で、イベントカードを多く採用する赤エースと非常に相性がいいです。この他、「白ひげ海賊団」をサーチするイゾウも登場しており、申し分ないカードプールとなっています。



また、エース専用のステージカードとして、エースの小型ボート「ストライカー」が登場しています。このステージは2コストの支払いで、デッキトップ5枚からイベントをサーチすることができるという驚きの効果を持っています。ステージカードを破壊するカードは現状、希少なため、安定してリソースを維持することができ、さらに赤エースの場合、2枚目以降のステージカードが手札で腐ることはありません。

場を焼き尽くしてコントロールする赤エースは組んでみたいデッキNo.1ですね。




予想)環境新主力リーダー「黒黄リンリン」



黒黄リンリン
新リーダーお披露目の段階では個人的に期待度は非常に低かったのですが、黄色のカードデザインが分かったことで注目のリーダーとなりました。というか、黒黄リンリンって語感がいいですねw



まず、影響が大きかったのは10コストのリンリンの存在です。登場時に相手のライフを1枚バニッシュして、自分はデッキトップをライフに加えるという強力な登場時効果を持っています。パワー12000という最大のパワーを持つキャラを展開しながら、このカード1枚でライフ差が最大2も取れるというのが、あまりにも強いです。

黒黄リンリンの懸念は効果発動の重さにより手詰まりしそうなことだったわけですが、そのような状況下で、ライフが1回復することが保証されている10コストのリンリンは比較的安心して場に出すことができ、以後は場持ちする10コストのリンリンを置きながらライフを維持して戦えるため、安定感がありそうです。

また、黄色のカードデザインは自分のライフが相手より少ないことがメリットになるように設計されているため、黄色の多色リーダーは初期ライフが少ないということがあまりデメリットにならないという強みがあります。

さらに、黒と黄色の組み合わせには期待していませんでしたが、黄色にはコスト依存のコントロールカードがあり、コストダウンを得意とする黒と非常に相性が良いことが明らかになりました。



SECカタクリは登場時にコスト8以下のキャラを持ち主のライフに戻すという登場時効果を持っており、状況に応じて、自分のキャラを戻せばライフ回復、相手の厄介なキャラ、例えば8コストキッドを戻してコントロールすることもできます。コストを下げる黒の「つる」などと組み合わせれば、全てのキャラを標的にすることができ、10コストカイドウも退場させることができてしまいます(笑)。

SECカタクリ自身は8コストなので、連続でSECカタクリを登場させて、先に出していたSECカタクリをアタック後にライフ上に戻して、”カタクリループ”することも可能です。これはかなり強いですw





<緑のカード>



緑のカードは「東の海」のみで、新リーダーの緑クロのためのカードプールとなっています。が、内容は期待はずれでした。緑クロの効果の発動は、1)コスト1あるいは、せいぜいコスト2の低コストキャラを使う。2)場持ちするキャラを使う。3)パワーの低い登場時効果を持つキャラを使う。4)横展開できるカードを使う、などが合理的です。

中でもコスト1のキャラの必要性が高いですが、登場時にデッキトップ5枚から「東の海」をサーチする「ナミ」はコスト2で、コスト1キャラはバニラのアルビダしかありません。緑クロはまだ環境では戦えそうにありません。



カード単体ではクリークが緑デッキのパーツになりそうではありますが、赤ゾロや青デッキに強いカードなので03環境では採用されることは少なそうです。「M・H・5」は8コストキッドが出された緑デッキ対面で役に立ちそうです。





<青のカード>



青のカードも全て「東の海」で、新リーダーの青ナミのためのカードプールとなっています。が、こちらもやや期待はずれでした。と言うのも、青ナミのデッキタイプは自身のデッキアウトを狙うものですが、現状のカードプールではデッキアウトさせることは非常に困難です。



ネックとなっているのは、デッキからトラッシュに送る枚数を最も稼げる効果が、相手のライフにダメージを与えることを条件にしていることです。この効果は最大7枚で、同じ効果を持つキャラは「ウソップ」「ベルメール」「ゼフ」の3種があります。

デッキの枚数は50枚で、初手5枚、ライフ5枚なので残り40枚。さらにターンごとのドローで、7ターンで勝負がつくと仮定すると、およそ33枚を何らかの方法でデッキから削る必要があります。上記の効果で5回アタックを成功すればデッキアウト、4回アタック成功で残り5枚、3回アタック成功で残り12枚という具合です。

”7枚”という枚数は、通常の対戦でライフを削るよりもやや少ないアタック成功回数となるようにデザインされていることが分かりますが、相手としてはデッキアウトのパーツとなっているキャラのアタックを防げばいいわけですから、通常の対戦で相手のライフを削ることとは話が変わってきます。

また、多色リーダーではライフは4枚に限られており、赤ニューゲートでは3回アタック成功していたら勝負にたぶん勝っています(笑)。そもそも、デッキアウトを狙う青ナミのリーダー効果やデッキパーツの効果は通常の対戦においては役に立たないのでテンポは悪く、アタック成功回数はせいぜい3回が良い方じゃないでしょうか。

そうなると、残り約12枚を「カヤ」など手札入れ替え効果やドロー効果を持つカードを駆使してなんとかデッキアウトさせることになります。しかし、アタック成功回数が2回では残り約19枚もあり、話になりません。

登場時またはKO時の効果でより多くの枚数を稼げるキャラや、10枚以上稼げる高コストのイベント、毎ターン稼げるステージカードが欲しいところです。しかし、自身のデッキアウトを狙うデッキが強いと環境となると、ワンピカードが廃れてしまうので(笑)、開発サイドは間違っても強くならないようにデザインしているのだろうなとは思います。



イベントカードには強力なバウンス効果を持つ「三・千・世・界」、3コストでシンプルに2ドローができる「サンジのピラフ」があり、いずれも青デッキに採用できる優秀なカードとなっています。ワンピカードは”ピラフ”派なんですね。

サンジがギンに作った飯は「ピラフ」という名の焼き飯だと判明





<紫のカード>



紫のカードは新リーダーの紫アイスバーグと同じ特徴を持つ「W7」および「GC」のカードが主で、その他、インペルダウンの獄卒獣2種が追加されています。これによりインペルダウンの獄卒獣が4体揃ったわけでして、02環境では力振るわなかった紫マゼランが多少なりとも強化されました。



紫アイスバーグの効果で登場できる「GC」のキャラはいずれも、効果の上限である5コストあるいは4コストに調整されており、「カク」「カリファ」「タイルストン」「パウリー」「ピープリー・ルル」「ルッチ」ら、ガレーラカンパニーの主要メンバーが早くも総登場しています。つまり、4弾以降にこれ以上の補充はあまり期待できません。

リーダーの効果でドン!!を戻すことになるので、キャラの効果でさらにドン!!を戻すとジリ貧になりますが、CP9のスパイである「カク」「カリファ」「ルッチ」の効果はドン!!を戻す必要性があり、裏切り者が若干透けています(笑)。

「パウリー」は追加コスト2の支払いで登場時にコスト4以下のKO効果を持っていますが、場に8ドン!!以上必要という条件(登場時効果でドン!!を1枚追加できるので7ドン!!時点で素出し、あるいは8ドン!!時点でリーダー効果で登場)があり、紫アイスバーグでは遅すぎるかもしれません。

使い勝手が良いのは、アタック時効果でドン!!を追加できる「ルル」とKO時効果でドン!!を追加できる「タイルストン」です。紫アイスバーグの初手で引きたいカードはこの2種ですが、リーダーがアタックできないという重大なデメリットをガレーラカンパニーのキャラ達が穴埋めできるかというと、厳しいのではないかと予想します。



イベントカードには低燃料の紫アイスバーグと相性が良いコスト0のカウンター「ゴムゴムのJET銃乱打」が登場しています。青のイベント「ゴムゴムの雨」の色違いであり、青紫クロコダイルとも相性が良いカードです。青紫クロコダイル、お前やれんのか・・・。





<黒のカード>



黒のカードは新リーダーの黒ルッチと同じ特徴を持つ「CP」のカードが主ですが、「海軍」のカードも「イッショウ」「ブランニュー」「ヴェルゴ」「ヘルメッポ」の4種が追加されています。追加された「海軍」のカードはどれもなかなかの効果を持っており、02環境で今一歩及ばなかった黒スモーカーの戦略的な幅が広がりました。



ブランニューは待望されていた海軍のサーチですが、コスト2で、デッキトップの5枚では3枚からサーチすることになるため、なかなか渋いです。黒デッキは今回も後攻を選ぶのが定石のようです。また、海軍ではなくCPのカリファは2ドロー2ディスカード、さらにコスト-2という優秀な登場時効果を持っている上にカウンター値2000を持っているため、黒デッキのサーチ要員として今後活躍しそうです。

イッショウはSECクザンの入れ替え選択肢となるはずです。黒デッキはほとんど触ったことがないので分かりませんが、赤ゾロを苦手としていることを考えると、赤ゾロ対面で腐る10コストのクザンよりも、強力なディスカード効果を伴う8コストのイッショウの方が汎用性が高い気がします。

ヴェルゴはバトルでKOされないという優秀な効果を持っており、02環境トップの緑デッキに対して強く出ることができます。紫FILMのシキも同じ効果を持っていますが、あちらは紫デッキでありながら場に8ドン!!以上という難しい条件があるのに対して、こちらはドン!!を1枚付けるだけでいいので使い勝手が非常に良いです。



また、イベントカードには標的になることはなかったステージカードを破壊できる「嵐脚 周断」が登場しています。これにより紫カイドウのキーカード「鬼ヶ島」を安易と破壊することができます。キャラのKOを選べるため黒デッキでは使い勝手が良く、トリガーは黒デッキでは嬉しいシンプルに2ドローがあるため、今後活躍するカードと言えます。

新リーダーお披露目の段階での黒ルッチの懸念はドローソース不足でしたが、結局、カードプールを見る限りこれは補えているようには思えません。ちなみに、今回「ゴムゴムの雨」の黒カード版も「CP」で登場していますが、これ以上ディスカードしてどうしろというのでしょう。



ワンピカード対戦思案#16 【OPCG】

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