千値練　H.O.O.K4 のレビューです。
H.O.O.Kはワンピースの女性キャラクターをモチーフにした半立体フィギュア型の壁掛けフックです（名前の由来は一応、Hook Of One piece Keyperson）。が、実際にフックとして使うと壊れます（※経験者は語る）。第4弾の今回は、シャーリー、マーガレットとキキョウ、第1弾の”リベンジ”としてハンコックがラインナップしています。



■ シャーリー(B)


全長9.5センチ　（原型制作：石井遊）

こちらはタイプBで、表情はおそらくルフィの未来を占った時（610話）の再現となっています。
表情のバージョンについてはこちら→キキョウ初リアル立体化！H.O.O.K4



再現とは言っても原作はもっと鬼気迫る表情なのですが、立体化にあたってはこれぐらいがちょうどいいでしょう。冷や汗もプリントのため、顔はすっきりしています。ポージングはタイプAに合わせたものですが、違和感はないですね。



また、こちらの表情はHOOKの毛色と異なっており、チョイス自体が珍しいため他のシリーズでも今後、立体化される可能性は低そうです。シャーリーの表情のバリエーションは少ないですが、通常はまず選ばれない気がします。



塗装はシンプルで、サメ肌部分は原作と異なり単色です。本シリーズでありがちな不自然に濃いシャドウはありません（この点は今弾の全てに共通しています）。フックは尾ひれ。


パイプ。



( ﾟ∀ﾟ)o彡°おっぱい！おっぱい！




このシャーリーは顔がやや上向きであるのと、フック部分の尾ひれがバランスを取って接地できるため、壁掛けだけでなく置いて飾るのにも向いています。ワンコレのケイミーやワーコレのケイミー（Vol.8の方）がサイズ感が出て一緒に飾るのにちょうど良さそうです。



■ ハンコック(A)


全長9.5センチ　（原型制作：石井遊）

こちらはタイプAで、表情とポージングは”銃（ピストル）キス”の再現となっています。
表情のバージョンについてはこちら→キキョウ初リアル立体化！H.O.O.K4
フック部分も”ピストルキス”がモチーフになっているようですが、今となっては、どちらかというとローの”シャンブルズ”によって飛び出た精神に見えてしまいますねｗ




第1弾のハンコック（原型師：山下マナブ）は不評だったためか、メーカー側も今弾のハンコックは「リベンジ」と表現しており、意図通り出来上がりが良くなっていると思います。原型師はシャーリーと同じ石井 遊さんに変更されているわけですがｗ　まぁ、得手不得手がありますから、キャラクターに合った原型師を選ぶのもメーカーの企画力といった感じです・。・




■ マーガレット


全長9.5センチ　（原型制作：石崎紗央里（Plastic Arts））

九蛇の戦士マーガレット。マーガレットのバージョン違いは無く、今弾ではその代わりにキキョウがラインナップしています。フック部分は九蛇の蛇。




表情はあまりキャラらしくないのですが、似ています。というか、似てるか似てないかの判定の8割ぐらいを髪型が決定していますがｗ　ブラは第3弾のナミ同様、胸とは別パーツになっており、接着もされていないのでキャストオフは可能です。ただし、ナミの場合のようにずらす余裕はないのでキャストオフの際はブラと本体の接着部分を取り外す（→壊す）必要があります。




■ キキョウ


全長11センチ　

九蛇の戦士キキョウ。原型師はマーガレットと同じく石崎沙央里さん（Plastic Arts）さん。




顔は全然似ていません。キキョウはかなりきつい顔つきをしているのですが、このフィギュアではかなり女の子らしくアレンジされています。前髪の生え際ももっと尖っていて良かったです。




フック部分の九蛇の蛇。




( ﾟ∀ﾟ)o彡°おっぱい！おっぱい！



キキョウも衣装は別パーツとなっており、体と接着されていないためキャストオフが可能です。こちらはマーガレットと異なり、この↓通り簡単にずらせます。ぺらっ。


（もしかして・・・いや、まさか・・・）

ぺらっ



※マーガレット
this way




ノーパンである。

※めくらなくても、本体部分の接着部分を外せば腰布は外せそうですが・・・

　　めくることに意味があるんでしょうがああああ！！




以上、HOOK4のレビューでした。
出来はシャーリー＞マーガレット＞ハンコック＞キキョウの順です。品質はシリーズとしてはほぼ完成形になっていると思います。例えば、不自然に濃いシャドウはなくなり、材質が違う箇所（PVCとABS）でのパーツの色の違い、塗装ムラ等は目立たなくなりました。また、テカりを表現していると思われる腰骨と胸に左右合計4つある白の塗装はシリーズを通して共通しています。
第1弾で控えめだった胸のサイズは、第2弾で巨大化。第3弾ではブラのキャストオフが登場。第4弾では大事な部分がキャストオフと、どんどんエロへ邁進していくHOOKシリーズなのでしたｗ


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