LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 田中真弓「最後まで絶対やりたい」山口由里子「ロビンは誰にも渡しません」チョー「骨になるまで演じます」尾田栄一郎「ト~ルネ~~ド~!」
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劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』が絶賛公開中です。本作のプロモーションは映画公開に合わせたグッズやイベント、コラボキャンペーンの展開など多岐に渡りますが、出演声優のインタビューや対談も数多く行われています。アニメ放送20周年ということで、作品や自身が演じるキャラクターへの想いを語る場面が多く、キャラクターとずっと向き合った”中の人”のキャラクター考察は深いです。全てのインタビューをチェックできていませんが、印象的なものはまとめておきたく〆



<『ONE PIECE』の物語の最後について>

今までは、正月に「ONE PIECE」のキャストと集まった時、尾田さんは毎回「あと10年」って言ってました。毎年そう言って何年も経ってたんですけど、最近は「あと10年」って言わなくなったんです。

だから、私の勝手な想像として、「もしかしたらゴールまで10年を切ってるのかな?」と思ったりもして……。終わらないと思っていたものも、始まったものは必ず終わってしまう。だから、その覚悟をしつつ、最近は「ONE PIECE」に頼りすぎていた自分を反省したりもしているんです。

だからこそ、自分の俳優人生をかけて「ONE PIECE」のルフィという存在を越えていきたい。私にとっての「ONE PIECE」は、それくらい大きな作品です。

(田中真弓インタビュー/アキバ総研 2019年8月8日

 言葉の随所にルフィ、そして「ONE PIECE」への愛が詰まっていた田中は、これまでともに歩んできた「ONE PIECE」という物語の最後に思いを馳せ、「長く続けられるってほんとに幸せなことだなって思います。年齢のことは言うなって言われますけど、それでも年齢はありますから。ちゃんと最後までやりたいって思っています。なのであと何年っていうのは気にしてしまいます。最後までやり通したい。最後まで絶対やりたいと思います」と力強く語っていた。

(田中真弓インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月9日

「ONE PIECE」の最後について聞かれると「終わる日のことを考えてしまうと、なんだかたまらなくなってしまうんです。ルフィが『先がわかった冒険ならしたくない』って言っていますけど、それと同じで先のことは考えないというか。あんまり考えないようにしています」と話していた。

(山口勝平インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月7日

 “麦わらの一味”の戦いはまだまだ続く。どこが彼らの終着点なのだろうか。岡村は「まだ終わりというものはまったく意識したことはなく終わってほしくないという思いがある一方、ルフィを海賊王にしてあげたいし、ナミの世界地図を作る夢も成就させてあげたい」と複雑な胸の内を明かす。それでも「でもいつまでも物語を楽しんでいるファンの一人でいたい」とここでも視聴者としての作品への愛を爆発させていた。

(岡村明美インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月5日

 「ONE PIECE」については「『ONE PIECE』は生活の一部みたいなものです。もし今『ONE PIECE』がなくなったら自分はどうなってしまうんだろう(笑)。“麦わらの一味”の声優さんたちのこともすごく大事に思っていて、運命すら感じています」と作品が終わることなど想像もできないという様子だった。 

 「尾田先生には言ってませんけど『ONE PIECE』が終わったら5分間の短い番組でもいいから私たちの寿命が尽きるまで“麦わらの一味”の声優9人のために『サザエさん』みたいなファミリー劇場を描いてくれないかしらと思っています。描いてくれるなら終わってもいいです(笑)」といたずらっぽく微笑んでいた。

(山口由里子インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月7日





<自身が演じるキャラクターについて>

もう「ONE PIECE」をやっていなかった頃の自分を思い出せないくらい、自分がルフィになってしまっている感じがします。むしろ、自分の俳優人生をここまで「ONE PIECE」に頼ってしまって大丈夫か?って思ってしまうほどの存在で怖いくらい(笑)。

(田中真弓インタビュー/アキバ総研 2019年8月8日

長く演じているからこそ、「自分=ルフィ」みたいな感覚があって。芝居が定まってしまえば、もうそれは自分として演じるだけなのでね。

スタッフさんに「“~だぜ”って、ルフィは言わないですよ」って言われて、「あ、そうなんだ!」って気が付くくらい、私はキャラクターを自分に近付けちゃうタイプなんです。キャラクターを大切に作っているスタッフのみなさんが、しっかりルフィの舵取りをしてくれるので、私はそれに乗っかるだけですね。

(田中真弓・古谷徹対談/livedoor NEWS 2019年8月6日

 そんなウソップの声を担当することが決まった時の山口には、少しの戸惑いがあったそう。「正直困ったんです。やったことのないタイプのキャラクターでした。原作も好きで読んでいたんですがウソップだけ声のイメージがわかなかったんです。まさか自分がその役になるとは思っていなかった。実際に決まってから、どうしようかという作業が始まって、最初のうちは色々と試行錯誤していました」

 「でも最初にどう作ればいいかわからなかった分、物語が進んでいくにつれていろんな要素を入れられました。自由に演技の幅をいれてウソップというキャラクターを伸ばすことができた。だから今として考えれば自分が持っているものの、いろんな面を一番使えるのはウソップだと思います。とても自由度の高いキャラクターになったと思います」

(山口勝平インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月7日

僕が思うことですけど、ゾロは基本的にそれほど荒れた育ち方をしたわけでもなくて、親はいないかもしれませんが、師がいて仲間がいる環境で、しっかりとした愛情に包まれて育ってきた人。ひとりで海には出ましたが、本来は人間の関係の中できちんと生きられる人というイメージなんです。

だから、「あいつはこういうところがダメだから、フォローしてやらないとな」とか、 「あの野郎はこういうところが気に入らないから、叩き直してやらないとな」とかを常に考えるのは、ゾロにとっては自然なことだと思います。

彼は一匹狼な荒くれ者で他人なんか関係ないというタイプではなくて、「あのトナカイはかわいいから守ってやろう」とかも考えられる。そういった関係性も含めて、麦わらの一味はゾロにとって居心地の良いところなんじゃないかなと思っています。

(中井和哉インタビュー/animate Times 2019年7月31日

 キャラクターごとの個性的な技名が多い「ONE PIECE」の中でも、ゾロが繰り出す技は特に魅力的だ。中井は「今作でもありましたが『一大・三千・大千・世界(いちだいさんぜんだいせんせかい)』は言っていて気持ちがいいですね。逆に『獅子歌歌(ししそんそん)』は言いづらいから嫌い(笑)。でもゾロの技ってどこから引っ張ってきたんだろうという言葉が多いですよね」と楽しそうに語っていた。

(中井和哉インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月8日

 長く同じ役を続け、しかも“変わらない”ということは大きなプレッシャーになるのではないのか。「人間なので変化は絶対にあるのはしょうがない。でも心だけは変わらずナミでいようという意識はあります。自分と一体化してしまっていると感じることも多く、街中でも『ONE PIECE』の話題をしている人がいると耳がダンボになったり、“ナミ”って名前を聞くと反応してしまったりすることはあります」

(岡村明美インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月5日

麦わらの一味の男子たちは、冒険したいという気持ちから、危ないところへ行こうとするんですけど、誰かが「それは危ないんだよ」と教えてあげなくてはいけない。そういう立場がナミだと思っています。ただ、「行ってはいけない」というよりも、「それでも行くとわかってはいるけど、止める」という気持ちですね。

もちろんその行動は、クルーのみんなを守るためです。ナミは女の子ひとりで海を渡って、海賊を相手にお金を盗んでいたという過去があるだけに、危険なことを察知する能力に長けています。そういうところは、すごく頼りがいがあると思います。

麦わらの一味の女子には、ロビン(CV:山口由里子さん)もいますが、彼女はどちらかというと知識の人で、ナミは感性の人。打てば響くようなタイプで、感覚で行動を起こすところがナミらしいなと感じています。

(岡村明美インタビュー/animate Times 2019年7月26日

――7年前の「週刊ONE PIECE新聞」の取材の際、尾田栄一郎さんに「サンジを格好良く書いて下さい」とコメントしたら「まずは、あなたが変わって下さい」と返答があった。3年前の「大ONE PIECE新聞」の際は「登場しなくなった」とボヤいたら、ホールケーキアイランド編ではサンジの過去が深く描かれた。今後、サンジをどう書いて欲しい?

平田:もう格好良く描けとか欲をかかないことにしましたよ。僕、変われないし。本当に格好いいサンジをやりたいのかというと…最近はそうでもないかなぁと思いますね。おだっちが創ったサンジに肩の力を抜いて寄り添えるようになってきた感じがするので、いいように描いてくれてたサンジがしゃべる言葉なら、俺もそうしゃべるよという感じのです。リラックスして付き合っていけるようになりました。ただ…もし、おだっちがこれを読んで「あ、そう。格好良く描くなっていうことね?」と誤解だけはしちゃダメよ。格好良く描いてくれるなら、もちろん大歓迎だぜ、ということではありますね。

(平田広明インタビュー/ONE PIECE新聞万博 by 日刊スポーツ

私は日頃から、チョッパーをかわいく演じようとは全く思っていません。彼はかわいいのではなくてヘタレなんです。ヘタレだから、かわいく見えるのかもしれませんね。

私はチョッパーに関しては、男前推しなんです(笑)。彼の気質は男の子ですし、かわいさを意識して演じると、嘘くさくなるところがあるので、自分の中では凛々しいところやかっこよさを意識して演じるようにしています。かわいい画の時にも、「このシーンではかわいい感じではやらない!」とあえて決めて、自分の中ではかっこよく演じるように試みているんです。

(大谷育江インタビュー/animate Times 2019年7月29日

とても楽しいです。1人のキャラクターなのに、心を閉ざしミス・オールサンデーという敵の立ち位置から始まって、今の仲間に本当の心をさらすところまで…。いろいろな面を演じさせていただけて神様に感謝、というか尾田先生ありがとうといつも思っております。ロビンは誰にも渡しません(笑い)

(山口由里子インタビュー/ONE PIECE新聞万博 by 日刊スポーツ

 矢尾にとって“麦わらの一味”は「特別な存在」だという。「ほかの現場って作品に入るとき、意識してスイッチを入れることが多いのですが『ONE PIECE』にはそういう感覚がなく、スッと入れるんです。生活の一部みたい」と語ると「自分にとって生きていくうえでのモチベーションになっている。こんなに長く続いている作品は初めて。もう僕の一部だよね」としみじみ。

(矢尾一樹インタビュー/シネマトゥデイ 2019年8月6日

 ”麦わらの一味”が修業した2年間で言えば、とらわれの身になって、スーパースターになった…そこなんですよね。”麦わらの一味”に戻っても、仲間だから関係は変わらないじゃないですか? でも、バックボーンが自分の中にあるのを、しまっておきながらやる。例えるなら、スーパースターになったミュージシャンが、また小劇場に来てくれないかと言われ、スッと行ってみんなとやる、できる感覚。見えなくてもいいから、ちょっとした心の余裕や遊びができるのって、いいと思うんで。(演じる際に)そういったところは、心のどこかにいつも置いておこうと、いつも思い、考えています。

(中略)尾田栄一郎さんが頭の中でどう料理しようかと思いながら作っている中で僕たちは動いていく。その中で、あがいて表現できたらいいなと思います。骨になるまで演じますよ!ヨホホホホ!

(チョーインタビュー/ONE PIECE新聞万博 by 日刊スポーツ




<オーディション/キャスティング当時の話>

中井:オーディションを受けた当時は、声優になってほんの数年の頃だったこともあり、オーディションに呼んでいただけること自体がとても嬉しくて。そのときまで『ONE PIECE』は知らなかったのですが、読んでみたら、面白いし、泣けるし、一発で好きになって「ぜひともこの作品に関わりたい」と思いました。

ゾロ役を受けるように言われたんですが、自分でも「たしかに(自分は)ゾロっぽいな」と。『ONE PIECE』のキャラクターのなかで、ひょっとしてオーディションに受かる可能性があるとしたらゾロかもしれないと思ったんです。

ウソップ(声/山口勝平)のような“感情の振幅が大きくて多彩な表現が求められる役”は、僕にはまだ無理なんだろうなという気持ちが強くて。ゾロとサンジ、ふたりの二枚目キャラのうち、どちらかというと自分はぶっきらぼうなゾロのほうかなと感じました。

(中井和哉・平田広明インタビュー/livedoor NEWS 2019年8月7日

平田僕はオーディションでゾロ役を落とされましたからね。「中井くんにゾロを取られた」っていう恨みが、再来年の秋ぐらいにはなくなると思うんですよ。

(中略)僕は当時、中井和哉という声優さんを存じ上げなかったけれど、ゾロの第一声を聞いたときに「あぁ~、そりゃ俺(ゾロ役のオーディションに)落ちるわ」って思いました。それ以降「俺のほうがよかったんじゃないか?」だなんて、微塵も思ったことがないです。

先ほど中井くんは、「受かる可能性があるとしたらゾロかな?」なんて謙虚に言ってましたけど、もう、どストライクでしょ。聞くところによると、全会一致だったらしいですからねブログ注:麦わらの一味の配役オーディションは始めにゾロ役の中井さん、ナミ役の明美さんという当時若手の二人がすぐに決まったと聞いています)。僕なんて、サンジのオーディションですら危なかったんだから

中井:そういえば(サンジ役は)違う人がやるという噂がスタジオでまことしやかに……。

平田:サンジをしばらく演じてから、初めておだっち(原作者・尾田栄一郎)に会ったときに「サンジをやらせていただいています、平田です」とご挨拶したら、「あぁ~、そっちになっちゃいましたか」って言われたんです。「ダメだったの?」と聞いたら、「だって平田さん、オーディションのセリフ噛み噛みだったんだもん」って。

(中井和哉・平田広明インタビュー/livedoor NEWS 2019年8月7日

平田最初にサンジとして声を発したのは、アニメ本編じゃなくてゲームの音声収録だったので。(中略)「メロリン」だったかな? まだアニメ本編でひと言も声を発していないときに、ニヒルでクールじゃないサンジを演じないといけなくて、不安のほうが大きかったですね。

(中井和哉・平田広明インタビュー/livedoor NEWS 2019年8月7日

――ロビンを演じられたのは、声優のお仕事を始められてどのくらいだったんですか?

山口:声優としては確か3年目でした。それまでは舞台を中心に活動していて、ロビン役に決まった前々日までの2ヶ月間、お芝居でアジアの合作ツアーに参加していました。自分の中では、帰国後に声優のお仕事はまた一から始めるという気持ちでいたんですけど、帰国した次の日に事務所からの電話でロビン役に決まっていることを聞き、驚きました。

当時は『ONE PIECE』を読んだことがなくて、オーディションも受けていませんのでロビンがレギュラーだということもよくわかっていなかったです。アフレコ収録現場へ行って初めて、レギュラーだと知り、運命としか思えなかったです。本当に感謝しております!!

(山口由里子インタビュー/animate Times 2019年8月8日

田中:アフレコ現場で「田中真弓らしい声が欲しい」とか「徹さんらしい声が欲しい」って言われて、そういった“らしさ”をわざと声に置くときがあるじゃないですか? でも、サボは全然違ったので、「さすがだな」って思いました。

古谷:僕もそれを狙いました。配役が発表されたとき、「(『機動戦士ガンダム』の)アムロ(・レイ)がサボをやるの?」みたいな反応があって。僕がやってきたキャラクターのイメージだとサボの声に合わないんじゃないかって、サボファンのみなさんは思ったんでしょうね。だから、何とか “サボだけの声”を作りたいなと取り組みました

結果的に、初登場の回が放送されたときは、僕の声を支持してくださった方が多くいたようで、すごく嬉しかったですね。

(田中真弓・古谷徹対談/livedoor NEWS 2019年8月6日




<番外編>

それから「STAMPEDE」という言葉を聞いてふと思い出したのは昔、栄一郎がまだ結婚する前に、栄一郎と彼女(今の奥さま)と俺と俺の奥さんと4人でダーツバーへ行った時のことです。

ちょうどその頃、野球の野茂英雄選手がトルネード投法というフォームで投げていました。栄一郎はダーツをやったことがなくて、俺がダーツの投げ方を教えてあげたんですけど、栄一郎が投げる時に、「ト~ルネ~~ド~!」と叫びながらダーツを投げていたんです

トルネード投法は身体を後ろに捻って投球するので、前が見えにくいんですけど、栄一郎が投げたダーツがブル(ダーツボードの中心に位置するエリア)に入って、熱狂的なムードになって盛り上がりましたよ。初心者はただでさえなかなかブルに入らないのに、トルネード投法でブルに入るなんてめったにないですからね。

栄一郎はサッカーをやっていたようで、本人いわく「運動神経はいいんですよ。運動していないだけで!」と言っていました(笑)。

(矢尾一樹インタビュー/animate Times 2019年8月6日



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