特設サイト：https://3d2yto2020.jp

読売新聞が『ONE PIECE』とコラボして立ち上げ、2018年7月21日からスタートした「3D2Y to 2020 KISEKI」が24日（東京オリンピック2020の当初の開会日）をもって2年間のプロジェクトを終了しました。本プロジェクトは夢を追いかける子供達を支援するもので、小中高の学生を対象にプロジェクト参加者の募集が行われました。

1人目は「スタメンとして活躍し、大きな大会で優勝」という目標を掲げたサッカーチーム（北中FC）に所属する大阪府の小学3年生（2018年時点）・村上玲汰くんが選ばれ、元日本代表FWの鈴木隆行さんがスペシャルコーチに就任しました。定期的に練習をサポートするレギュラーコーチを置く体制で、この企画にはパチンコメーカーのサミーによるプロジェクト『SAMMY SOCCER PROJECT』も協力しているとのこと。2019年5月24日からトレーニングが始まり、7月12日開催のクラブ対抗の大会「JRCS SOLTILO CUP」をもって終了しています。

2人目は「100mを11秒台を出して大会優勝」という目標を掲げた陸上クラブに所属する埼玉県の小学6年生（2019年時点）・桜井礼大くんが選ばれ、陸上競技100m元日本記録保持者の朝原宣治さんがスペシャルコーチに就任しました。2019年12月からトレーニングが始まり、2020年7月頃に行われた最後のトレーニングをもって終了しています。目標としていた中学生の大会はコロナ禍の影響で中止になってしまったとのことです。

ルフィ達の2年間の修行になぞらえたプロジェクトでしたが、実際は募集期間などを含んだ2年であり、トレーニングの期間はそれぞれ約1年と約半年となっています。『ONE PIECE』とのコラボについては、アメリカへのバスケット留学を支援する「スラムダンク奨学金」のようにプロジェクトの名前とビジュアルだけという感じです。特設サイトの報告記事では、足の怪我やコロナ禍の影響があった桜井くんについて「災難ってモンはたたみかけるのが世の常だ」というスリラーバーク編のゾロのセリフが添えられていました。


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