こんなの見つけられるか! Indeedの「ワンピース」コラボCMに“パンダマン”、バレなさすぎてお蔵入りの危機
斎藤工さんら扮(ふん)する“麦わら海賊団”の実写化で話題となっている、Indeed Japanの「ONE PIECE」コラボCMシリーズ。同CMの広告ビジュアルに原作にも登場する“炎のアタっちゃん”が隠れていたことが明らかとなりましたが、実はもう1人、あの「パンダマン」も潜んでいたことが判明しました。
パンダマンとは、「ONE PIECE」に出てくるパンダのマスクを被ったレスラー。作者の尾田栄一郎先生が漫画『キン肉マン』の新超人コンテストのために考案したキャラクターで、本編に絡んでくることはありませんが、ゲームの隠しキャラとして登場したりと、ファンの間では知られた存在です。
ねとらぼでは、炎のアタっちゃんの存在が明らかになった段階でIndeed Japanに連絡。「パンダマンは隠れていないんですか?」とストレートに聞いてみたところ、「実は……」とその存在を明かしてくれました。どうやら隠れすぎていて、このままどこからも連絡がなければ発表しない予定だったそうです。遊び心の塊かよ。
明かされたところによると、パンダマンが隠れているのはCMビジュアルを始めとした公式サイト内の4カ所。一番さくっと見つかるのが、サイトの最下部に描かれたパンダマンで、一番下までスクロールすると右下に発見できます。
メインビジュアルのパンダマンは、ウソップの左足の右下。岩の模様に溶け込むように描かれており、言われればそうかも……というレベル。さらに、5万部限定で号外として配られた「The World Economic Journal」(サイト内で閲覧可)の裏面4コマの2コマ目と、「『海賊万博』開催か 広がる海賊交流の輪」の見出し記事内にも確認できます。号外の番号が「No.81603」になってるけど、尾田先生の名前をもじったものなのかな。
ビジュアルの再現度の高さから、「これだったら実写映画化してもいいな」という声まで上がっている同シリーズ。良い意味で、大人たちの本気の悪ふざけが見られるCMとなっていました。
(ねとらぼ)
ワンピース実写CM、あのキャラが隠れていた!
斎藤工、泉里香らが“麦わらの一味”にふんして話題になった求人検索エンジン「Indeed」と人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」のコラボレーションCMの広告ビジュアルに、原作で登場するキャラクター“炎のアタっちゃん”が隠れていることがわかった。
アタっちゃんは、海軍が発行する指名手配書の写真を撮影しているカメラマン。本名はアタッチだが、シャッターを切るときに「ファイア!!」と叫ぶことから“炎のアタっちゃん”と呼ばれている。
特設サイトなどで公開されているビジュアルをよく見てみると、ルフィとサンジのボタン、ナミが腕に着けている“ログポース”、チョッパーの瞳、ウソップのゴーグルの5か所に、アタっちゃんらしき人影が写っているのだ。
斎藤がルフィ、泉がナミ、千鳥の大悟がウソップ、池内博之がゾロ、窪塚洋介がサンジに変身した同CM。Indeed上や特設サイトでは「ナミ 山分け」「サンジ レシピ開発」「ゾロ 斬られ役」「チョッパー 助手」等のキーワードで検索すると、キャラクターにちなんだ仕事に応募できるなど、遊び心を感じさせる仕掛けが施されている。
Indeedに問い合わせてみると「本シリーズでは、CMの内容はもちろん、より求職者にIndeedでの検索体験を楽しんでもらえるような、検索連動施策などにおいても細部にまでこだわっています。その中で、ONE PIECE ファンにとっても楽しめるコンテンツを盛り込みたいという思いがあり、隠しキャラクターを入れみました」とのこと。
気になった人はぜひ、アタっちゃんを探してみて!
(シネマトゥデイ)
『ONE PIECE』の実写ドラマはNetflixで配信か?
新たな掲載情報が正しければ、先日発表された『ONE PIECE』の実写ドラマはNetflixで配信されるのかもしれない。
ResetEraの投稿によると、米国版のNetflixに、アニメとは別に『ONE PIECE』実写ドラマのページが存在することを発見した(現在は削除済み)。エピソード数や画像は掲載されていないが、次のような説明文が記載されていた。「モンキー・D・ルフィは信頼する仲間と共にひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を探し、海賊王になるために大南原へ飛び出す!尾田栄一郎の漫画を原作にしている」
Tomorrow Studiosが手がける『ONE PIECE』の実写ドラマは2017年に発表されたが、リリース日や、配信プラットフォームは明かされなかった。Netflixは同じくTomorrow Studiosが製作する実写版『カウボーイビバップ』を配信することが決定しており、『ONE PIECE』がNetflixで配信されたとしても不思議ではない。『ONE PIECE』のアクションアドベンチャー『ONE PIECE WORLD SEEKER』は2019年3月14日にPS4で発売される。
(IGN JAPAN)
「最強の語学使い」首相通訳のシビアな世界 「事前準備が99%」会談決まれば猛勉強、ワンピースの予習も
首相の通訳といえば「最強の語学使い」。外務省職員で首相の通訳を務める2人に、どうやって語学の勉強や準備をしているのか聞きました。「事前準備が99%」というシビアな世界で、時には漫画の「ワンピース」まで予習をすることも。地道な努力を垣間見ました。
まずは、アラビア語通訳の福倉英将(ひで・まさ)さん(40)。総合外交政策局の総務課に勤務する福倉さんは、約7年にわたり首相の通訳を務めています。
――どのように首脳会談の準備をするのですか。
「会談の1~2週間前に通訳を頼まれることも多いですが、そこから猛勉強します。会談の内容を理解するために、関連の資料を担当者から取り寄せるほか、現地の新聞やインターネットでその国の最新のニュースも仕入れます。通訳中にメモはとりますが、事前の勉強が全てです」
「相手を知ることが重要なので、ユーチューブなどで会談相手がスピーチしている動画をできるだけ集めて聞き、どういうイントネーションの持ち主かも調べます」
「相手の日本への関心も大事です。2016年に来日したサウジアラビアのムハンマド副皇太子(当時)は、人気漫画の『ワンピース』が好きだと聞きました。それまで読んだことはなかったのですが、話題に出たときについていけるように、漫画を買って読んでおきました」
――通訳をしていて肝を冷やした経験は?
「安倍晋三首相が中東のある国を訪れたときのことです。ホテルが首脳会談の会場となっていたのですが、私は首相の車から60メートル後ろで降ろされてしまいました。全速力で走って首相に追いつき、息切れしながら通訳しました」
「中東の別の国の首脳が日本に来たときには、相手の首脳の言葉も訳しました。ところが、その首脳が話に夢中になり、10分間ほど話し続けたことがありました。通常は数十秒~数分間の文章を通訳します。記憶とメモを頼りに、長くなりすぎないように通訳しました。それ以降は、あまりにも相手の発言が長い場合、割り込むように通訳を始めることもするようになりました」
――訳すのが難しかった言葉はありますか?
「コーラン(イスラム教の聖典)の一節や詩はとても難しい。こちらがイスラム教徒ではないことは相手側もわかっているので、意味も教えてくれることが多いですが」
「アラビア語は中東アラブ地域で使われていますが、国ごとに方言があります。『牛乳』と『チーズ』を意味する言葉が混在しているなど難しいですが、エジプトとクウェートの大使館に勤務した経験が役に立っています」
――印象的な出来事は?
「2015年の安倍首相の中東訪問で、パレスチナのアッバス大統領との食事会の通訳をしました。通訳は通常、安倍首相の斜め後ろに座って食事はしませんが、アッバス氏は、こちらが遠慮しても給仕に何か持ってくるように頼んでくれ、心遣いを感じました。通訳は『黒衣』ですが、友好関係の強化の手伝いができることがやりがいです」
――語学力を維持するために気をつけていることは?
「外務省に入省後、2003~06年にシリアで研修し、家庭教師を3人つけていました。今は通訳以外の仕事でアラビア語を使わないので、語学力の維持は大きな課題です。アラビア語のニュースを電車の中で聞き、休憩時間にはアラビア語のウェブサイトを見て、目でも耳でも触れるようにしています」(後略)
(withnews)
ワンピース像、4体先行制作 熊本県が費用4200万円計上
熊本県は2019年度一般会計予算案に、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクター立像4体分の制作費4200万円を計上した。主人公ルフィの仲間の像8体を県内各地に設置する計画で、制作期間を考慮して4体を先行して完成させる。
仲間の立像には31市町村から51件の応募が寄せられている。県は有識者らとの意見交換や出版元の集英社との協議を踏まえ、4月中旬に設置先を発表する方針で、先行設置する4体についても明らかにする。
県秘書グループによると、立像1体の制作に4~5カ月かかり、「各キャラクターをしっかり造り込むには年間4体が限度」としている。
県は、熊本地震の復興支援に取り組むワンピース作者の尾田栄一郎氏に県民栄誉賞を授与した記念として18年年11月末、ルフィ像を県庁に設置した。ルフィ像と仲間8体の設置費は、尾田氏が県に寄せた「ふるさとくまもと応援寄付金」から捻出する。
(熊本日日新聞)
「ワンピース」像、うちにも=漫画キャラ、市町村が争奪戦―「被災地に元気を」熊本
(前略)県はルフィの像を県庁敷地内に設置し、2018年11月の除幕式には約1500人のファンが訪れた。他の仲間8人の像は県内各地に建てることになり、希望する市町村を募った。
これに全体の7割近い31市町村が名乗りを上げた。設置場所には「復興につながるストーリー」「設置後の活用策」などが求められるが、県は具体的な選定基準を明かしていない。地震から3年となる19年4月ごろまでに決めたい考えだ。
応募自治体の間では、被害の大きかった地域は選定されるとの見方が強く、他の市町村は知恵を絞る。上天草市は、船を模した展望台がある公園に設置を計画。「天草の海が一望できる場所。船上でコックをしている『サンジ』にぴったり」(堀江隆臣市長)とアピールする。
南小国町は「霧が立ち込める町内の瀬の本高原こそ、霧の中から初登場した『音楽家ブルック』にふさわしい」と提案した。観光客誘致の起爆剤としての期待も大きく、自治体は地元の名所とキャラクターを絡めた売り込みに心を砕いている。
震災の傷痕は深く、阿蘇市では鉄道や国道の寸断が解消されていない。同市の秦美保子観光課長は「学生は朝早くから代行バスで通学し、観光客数は落ち込んでいる。市民を明るくする力が欲しい」と像の設置を訴えた。
(時事通信)
「ワンピース」仲間8体はどこへ 熊本県31自治体がラブコール
人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公ルフィ像に続き、「麦わらの一味」と呼ばれる仲間8体の立像が2019年度から県内各地に設置される。県は、熊本地震復興のシンボルとして近く設置場所を決めるが、県内31市町村が“誘致”を熱望。個性豊かな仲間のキャラクターと地域の魅力を組み合わせたストーリーを練り、アピール合戦を繰り広げている。
像は、復興支援に多額の寄付を寄せた作者尾田栄一郎さん(44)=熊本市出身=の県民栄誉賞受賞を記念して建設。昨年11月末に県庁プロムナードに設置されたルフィ像は「世界で唯一」の常設像とあって、早くもファンの間で“聖地”の様相を呈している。
県は仲間8体の設置場所について、市町村が示した「熊本地震の復興につながるストーリー」などを審査し、出版元の集英社とともに選考する方針。31市町村の多くは手の内を明かしていないが、熊日の取材に対し一部が回答を寄せた。
考古学者ニコ・ロビンは、嘉島町と荒尾市がラブコール。嘉島町は井寺古墳など被災文化財の復旧に、荒尾市は荒尾干潟の渡り鳥とコマドリの英語名「robin」(ロビン)に絡めて応募した。考古学者だけに博物館や震災遺構も似合いそう。ロビンとともに航海士ナミを1位希望にする両にらみ作戦をとるのは宇城市。ナミはミカンが好物で、同市は「デコポン発祥の地をアピールできれば」と期待するが、ミカン産地同士の競合も予想される。
人吉市の“本命”は世界一の大剣豪を目指す戦闘員ロロノア・ゾロ。担当者は「酒豪で米好きのゾロは球磨焼酎のPRに最適。市内には刀鍛冶の体験施設もある」。相良藩家臣で剣豪の丸目蔵人佐[まるめくらんどのすけ]ゆかりの地だけに相性は良さそうだ。
ガイコツ音楽家ブルックに照準を定める南小国町は「特産のジャージー牛乳や音楽を関連づけたイベントを展開したい」と瀬の本高原への設置を希望。小国町は日本細菌学の父・北里柴三郎生誕の地として、船医トニートニー・チョッパーを狙う。ルフィ同様に立像が等身大なら、ブルックは最大の277センチ、チョッパーは最小の90センチ(人獣型)になる。
船大工フランキーは造船が盛んな長洲町のほか、高森町が名乗り出た。同町は水の都で育った生い立ちと作中の「海列車」の物語が南阿蘇鉄道に似合うと見立てた。
一味のムードメーカーである狙撃手ウソップは甲佐町が希望。植物を武器とするユニークさに目を付け、複数の自治体が自然のPRを狙った物語を描く。料理人で女性に優しいキャラクターのサンジは「恋人の聖地・二俣橋公園にぴったり」という美里町のほか、食のイベントに絡めた誘致の動きがある。
一方、熊本地震で大きな被害を受けた益城町は応募キャラを公表していないが、ワンピース好きの職員有志が知恵を絞った企画で応募。担当者は「町や住民を勇気づけられるよう、必ず誘致を成功させたい」と意気込んでいる。
(熊本日日新聞)