平野:矢尾さんは役者になりたくてこの業界に入ってきたということもあり、「基礎」がしっかりしているわよね。『ONE PIECE』(1999年~)で、あんなにたくさんの役を演じ分けられているのも、その辺りが理由なのかしら?(編集部注:矢尾さんは『ONE PIECE』において、催眠術を駆使する海賊ジャンゴ、オカマの拳法家ボン・クレー、麦わらの一味の船大工フランキーの3役を兼任)
古川:1つの作品で、重要な役をいくつも兼任するってのはすごいよね。そんなのほかの作品では聞いたことがない。
矢尾:いやいや、俺が一番ビックリしてますよ(笑)。最初の役(ジャンゴ)は普通にキャスティングされたんだけど、出番が終わった後に行われたスタッフのパーティで、原作の尾田栄一郎に「おい、ジャンゴは死んでないよな。また出てくるよな?」って脅しをかけたのが効いたのかな?
平野:原作者に向かってなんてことを!(笑)
矢尾:でも、そのおかげで、ジャンゴが退場した後も、原作のトビラ絵とかにはちょこちょこ登場させてもらえたんですよね。いやあ、脅してみるもんだなぁって。
古川:尾田っち(尾田栄一郎先生の愛称)と、矢尾ちゃんは本当に仲いいよね。「栄一郎」って呼ばせてるの、矢尾ちゃんだけだからね。
矢尾:また、ちょうどその頃、ジャンプアニメのツアーで漫画家と一緒に日本中を回るという仕事の総合MCをやっていて(ジャンプ・スーパーアニメツアー2002(ブログ注:おそらくアニメツアー98の誤り))、そこに栄一郎も参加していたものだから、よし、俺がお前に夜の世界を教えてやろうって(笑)。それで全国のオカマバーに連れて行ってやったらカマバッカ王国なんてのが出てきちゃった。いや、初めてニューハーフを見た時の栄一郎の反応は面白かったですよ。「矢尾さん! この人はどっちですか!? 男ですか? 女ですか?」ってびびりまくってましたから。「こいつはまだ付いてる」「こっちはもう工事済み」って丁寧に教えてやりました。
古川:……これ、記事にしていいのかなあ(笑)。
矢尾:わはは……でも、ボン・クレーの声を俺がやることになったのも、その流れなんじゃないですか?(笑)。
平野:え? じゃあ、ボン・クレーのモデルは矢尾さんなの?
矢尾:いやいや、本人から聞いたわけじゃないけど、ボン・クレーのモデルは別の人です。福岡で栄一郎と一緒に行ったオカマバーにあんな感じの子がいたんですよ。綺麗どころじゃないけど、すごく元気な子がいて、俺は彼(彼女?)がボン・クレーのモデルなんじゃないのかって思っています。
平野:じゃあ、矢尾さんをモデルにしたキャラクターはいないの?
矢尾:それが、中盤から麦わらの一味に加わる船大工のフランキーですね。これには、「矢尾一樹を船に乗せろ」ってリクエストがプロデューサーからあったみたいですよ。
古川:なんと、そうだっんだ…。でも、なんで?
矢尾:麦わらの一味の座長はルフィ役の田中真弓さんじゃないですか。でも、女座長のグループって、ともすると周りがイエスマンになってしまいがちなんです。プロデューサーとしてはそこに(本当の)暴れん坊を入れたかったんですって!何故なら麦わらの一味は海賊だから(笑)そう云う座組みは長く続くんだそうです。
平野:なるほど。
矢尾:そうしたらある日、栄一郎から電話がかかってきて、冗談混じりに「どんな役がいい?」って。
平野:あら、うらやましい。なんて応えたの?
矢尾:男っぽくて、無骨な感じが良いよなとか、簡単なリクエストだけしました。あと、もうオカマはいいやって。オカマキャラはボンちゃんで出し切りましたからね。30分ずっと「麦ちゅわーん!!!」って叫び続けるシーンとか、死ぬかと思った(笑)。
平野:何にせよ、フランキーのキャラ作りには、矢尾さんのアイデアも入っているのね。また、結果的には矢尾さんのキャラクターも反映されているんじゃない?
矢尾:あ、それについて一つどうしても言っておきたいことがあるんですよ。俺、確かに栄一郎とはすごく仲が良くて、お互いの奥さんを連れてWデートとかもよくするほどの仲なんだけど、そこまで付き合いになってもなお、アイツの前でパンイチ(パンツ一丁)になったことはないんです。それなのに、なぜかフランキーはまるで見てきたかのように、ビキニパンツのパンイチで(笑)。いや、確かに自宅ではそんな感じなんですけどね。アイツの観察力というか、想像力は本当にすごい。
平野:そんなフランキー、演じてみてどうだった? お気に入りのシーンはどこ?
矢尾:一番気に入っているのは、栄一郎が気合いを入れて書いてくれた、セニョール・ピンクとの戦いのところですね。あそこは原作サイドからもとことんハードボイルドにやってくれってオーダーが入ってて、とことん渋く演じています。ピンク役の山路和弘さんとはどうしてもスケジュールが合わなくて別録りになってしまったんですが、テストだけは一緒にやらせてもらって、納得できる仕上がりになりました。最後の「いつかまたどこかで会ったら、酒飲みながら……話してくれよ。“ルシアン”って……女の話を」ってセリフはかっこよかったですよね。忘れられないシーンです。
(「『ONE PIECE』フランキーのモデルは矢尾一樹自身? 原作者・尾田栄一郎との友情から生まれた人気キャラ」より抜粋)
中国において「ワンピース」「ドラゴンボール」関連模倣品業者を行政摘発
バンダイナムコグループの株式会社バンダイ(代表取締役社長:川口勝、本社:東京都台東区)、株式 会社メガハウス(代表取締役社長:奥山嚴、本社:東京都台東区)及び株式会社バンプレスト(代表取締役 社長:吉川昌之、本社:東京都港区)の三社は、中国広東省東莞市において「ワンピース」「ドラゴンボール」 関連の模倣品を多数製造・販売する1業者に対し、東莞市橋頭鎮工商分局に行政摘発請求を行いました。この請求を受け、東莞市橋頭鎮工商分局が2018年3月8日に摘発を行い、多数の「ワンピース」「ドラ ゴンボール」関連の模倣品(2,000点以上)が押収されました。
今回の行政摘発では、「ワンピース」「ドラゴンボール」の知的財産権を管理する株式会社集英社、 東映アニメーション株式会社等の関係者の協力のもと行われました。
私どもが正規のライセンスを受けて製造・販売する「ワンピース」「ドラゴンボール」のキャラクターフィギュ アに関し、パッケージデザイン及び本体フィギュアを違法に複製した悪質な模倣品が中国をはじめとする 各国にて近年流通しております。
バンダイナムコグループは、2018年4月1日より稼働した株式会社BANDAI SPIRITS(代表取締役社長: 川口勝、本社:東京都台東区)を含め、消費者へのより良い商品・サービスの提供とブランドイメージの 維持・向上のため、今後も知的財産権の保護に注力し、消費者及び流通各社に模倣品の存在について 注意喚起を行うとともに、侵害行為に対して厳正に対処してまいります。
<押収された模倣品の例>
(バンダイナムコグループ プレスリリース)
覇王・爆羅騎源氣…ぜーんぶ力士! 親方が明かした「キラキラしこ名」への思い 「電車でひらめいた」
宇瑠寅太郎(うるとら・たろう)、爆羅騎源氣(ばらき・げんき)、覇王万蔵(はおう・まんぞう)――。大相撲の式秀部屋は、個性的なしこ名の力士がずらりと並びます。一見キラキラネームのようですが、名付け親の式守親方(元前頭・北桜)は「しこ名は力士の看板。真剣に名付けました」と語ります。人気漫画「ワンピース」から、亡き父の意思を継いで――。名前にはそれぞれにストーリーがあり、弟子の成長を願う親方の愛がこもっていました。
「黎大(れおん)、ただ稽古するな。どうやって足使うか研究するんだ」
「冨蘭志壽(ふらんしす)、よく残した」
「爆羅騎、油断するな。攻めのスピードを上げれば、上へ行ける」
両国国技館から約40キロ離れた茨城県龍ケ崎市の式秀部屋。早朝、ぶつかり稽古を繰り返す弟子たちに式守親方のげきが飛びます。
――個性的なしこ名に、どんな狙いがあるのですか?
「狙いは、彼らにやる気を出してもらうことです。自分の名前って看板じゃないですか。自分のモチベーションが上がる名前が一番だと思います」
「よくキラキラネームなんて言われるんですけど、キラキラネームをつけようと思ったんじゃないです。お客さんに覚えてもらえる名前を真剣に考えて、つけた名前です。応援してもらえるのが、自分の力になりますから」
――しこ名をどうやってつけていますか?
「本人の性格や趣味をみて、その子に合うのをインスピレーションで考えます」
「字を書き、字画のバランスもみます。スマートフォンのアプリの占いで字画をみて、『大吉』が出るまで占います。本人と携わる中で、(着想が)出てくるので、さっとはつけません」
(中略)
――覇王の由来は、漫画「ワンピース」に出てくる、相手を圧する特殊能力「覇王色の覇気」だと聞きました。
「うちに秘めた闘志はもっているんですけど、表に出さない優しい子です。だから、ワンピースのように『覇王色の覇気』を出しなさいと。覇気を出しながら、歩くくらいの気持ちを出してほしい」
「覇王は、ワンピースの他にも『北斗の拳』も好きです。ラオウが好きなので。ラオウは『拳王』と表されますが、どこかで『覇王』と表現していた記憶があって、それもかけています。覇王には、『王の中の王、覇者の長』という意味があります」
「また、下の名前は万蔵。お父さんの名前が万蔵だからです。相撲界で万蔵というと、照国万蔵という横綱がいました。お父さんのおかげで万蔵とつけられる。覇王万蔵、強そうでしょう。名前って大事なんです」
【覇王万蔵(はおう・まんぞう、好物はピザ)の本音】
「ワンピースで好きなキャラクターは(剣豪の)ゾロです」
(後略)
(ウィズニュース)
『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏に「熊本県民栄誉賞」贈呈へ 9組目の受賞者に
人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の作者・尾田栄一郎氏(43)が、出身地の熊本県から「熊本県民栄誉賞」を贈呈されることが4日、熊本県知事定例会見で明らかになった。2016年に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されたことや熊本地震の復興支援に尽力した功績が称えられた。「熊本県民栄誉賞」の受賞者は尾田氏で9組目となる。
尾田氏が描く漫画『ONE PIECE』は、1997年に『週刊少年ジャンプ』34号で連載がスタートし、主人公のモンキー・D・ルフィが仲間との友情を大切に冒険し、海賊王という夢に向かって成長していく物語。バトルやギャグ、感動エピソードなど少年漫画の王道として人気を博し、1999年にテレビアニメ化、2000年に劇場アニメ化、2015年に歌舞伎化された。
漫画は初連載ながら20年以上続いて、同誌の歴代作品の中では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長期連載。世界的な人気作品となり42以上の国と地域で流通し、コミックスは現在第88巻まで刊行され累計発行部数は4億3000万部を超えるなど、漫画史上類を見ない記録を樹立した。
2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定され、この時、尾田氏は「漫画界の先人達または協力者達、読者の皆様への感謝を忘れず、これからも記録に恥じぬ作品を描いていきたいと思います」とコメントしている。
尾田氏は熊本地震からの復興支援にも尽力。南阿蘇鉄道ラッピング電車企画や新成人に対するメッセージなど県や被災市町村と連携した「熊本復興プロジェクト」を通して、人々に明日へと踏み出す勇気を与えたことから、輝かしい功績を称えるため今回の県民栄誉賞の贈呈をする運びとなった。
熊本県民栄誉賞は過去に、ロサンゼルスオリンピック・柔道無差別級で金メダルを獲得した山下泰裕選手、日本女子プロゴルフの史上最年少でツアー通算50勝を達成した不動裕理選手、ロンドンオリンピック・バトミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希・垣岩令佳選手などが受賞しており、尾田氏は9組目の受賞者となる。
15日に熊本県庁で贈呈式が行われる。
(オリコン)
「熊本県民栄誉賞」贈呈 『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏「大変光栄」
人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の作者・尾田栄一郎氏(43)が15日、出身地の熊本県から「熊本県民栄誉賞」を贈呈された。贈呈式に出席できなかった尾田氏は手書きで、熊本に対する思いとともに「この度の受賞を大変光栄に思います」と感謝のコメントを寄せた。
尾田氏が描く漫画『ONE PIECE(ワンピース)』は、主人公のモンキー・D・ルフィが仲間との友情を大切に冒険し、海賊王という夢に向かって成長していく物語で、『週刊少年ジャンプ』で20年以上連載されている世界的な人気作。42以上の国と地域で愛され、2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定された。
今回の贈呈は、ギネス世界記録に認定されたことや、尾田氏が、県や被災市町村と連携した「熊本復興プロジェクト」を通して、人々に明日へと踏み出す勇気を与えたなど、熊本地震の復興支援に尽力した功績が称えられた。「熊本県民栄誉賞」の受賞者は尾田氏で9組目となる。
この日の午後、知事応接室にて贈呈式を実施。蒲島郁夫知事をはじめ、尾田氏の代理として、尾田氏の両親、『週刊少年ジャンプ』中野博之編集長、『ONE PIECE』関連担当者らが出席。そして、ルフィとくまモンもお祝いに駆けつけ、贈呈式を盛り上げた。
尾田氏は手書きの書面を通じて、熊本への思いを記し「あらためて、熊本の震災で被害にあわれた方々、今なおその影響の渦中にいる方々にお見舞い申しあげると共に、今後も自分にできる最大限のエールを送り続けたいと思います」と誓い「本日は授賞式に直接お伺いできず申し訳ありません。この度の受賞を大変光栄に思います」とコメントを寄せた。
なお、今後、受賞を記念して尾田氏の偉大な功績を永く称えるとともに、被災地の復興を力強く後押しするため、熊本県庁プロムナードに、主人公ルフィの立像を設置する予定。
(オリコン)
「被災者にエール送り続けたい」 県民栄誉賞の漫画家・尾田栄一郎氏
県は15日、人気コミック「ONE PIECE(ワンピース)」作者で熊本市出身の尾田栄一郎氏(43)=東京都=に県民栄誉賞を贈った。熊本地震の復興支援に取り組む尾田氏は被災者に向けて「今後も自分にできる最大限のエールを送り続けたい」との直筆メッセージを寄せた。
県庁であった贈呈式には、尾田氏の父精一郎さん(73)と母実恵子さん(73)が代理で出席。2人に賞状を手渡した蒲島郁夫知事は、授賞を記念してワンピースの主人公ルフィの立像を県庁プロムナードに建てる方針を明らかにした。
終了後、両親は「復興支援の役に立てたことをうれしく思います」などと話した。
県民栄誉賞の授与は10人目で漫画家は初めて。
(熊本日日新聞)
熊本から東京へ来た当時、僕は、故郷なんか
もう捨てた、未練はないとイキがっていました。
熊本へ帰る事が自分にとっての敗北だったからです。
正直に言いますと、親が死んでも葬式には出ず
漫画を描き続けると心に誓っていました。
頑張る事をはき違えた親不孝者でした。
ともあれ、そんな必死な時期もあってこその
今なので、後悔はしていないんですが。
そのかわり、今持てる自分の力で親や故郷に
恩を返していく事も当然の流れかと思います。
あらためて、熊本の震災で被害にあわれた
方々、今なおその影響の渦中にいる方々に
お見舞い申しあげると共に、今後も自分にできる
最大限のエールを送り続けたいと思います。
本日は授賞式に直接お伺いできず申し訳ありません。
この度の受賞を大変光栄に思います。
2018.4.15
尾田栄一郎
生駒里奈、乃木坂46卒業後は「ルフィみたいに航海していきたい」
本日3月7日に東京・東京ワンピースタワーにて行われた同タワーのオープン3周年PRイベントに生駒里奈(乃木坂46)が登場した。
東京ワンピースタワーは東京タワーフットタウン内にある、尾田栄一郎によるマンガ「ONE PIECE」のテーマパーク。2015年3月にオープンした。本日行われた3周年PRイベントには生駒と、彼女と同じく「ONE PIECE」の大ファンとして知られる渡部秀が、マンガの主人公・ルフィをイメージした衣装で登場した。衣装のこだわりポイントとして生駒は「ルフィをイメージした真っ赤な“ワンピース”と麦わら帽子」と説明。渡部は「ルフィはルフィでも映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のときの城に突入するときのルフィを……」とさっそくマニアっぷりをアピールして、記者陣を驚かせた。また渡部が1997年の連載スタート時からの「ONE PIECE」ファンだと話すと、生駒が「私は今22歳なのでほぼ同期だ!」と声を上げた。
東京ワンピースタワーでは3周年を記念して3月9日より同作の特別版単行本「巻三三三」がパークへの入場者に配布される。「巻三三三」の読者第1号となった2人。その感想を生駒は「ぎっしり『ONE PIECE』の世界がつまっている。迫力がすごい」と声を弾ませ、渡部は「尾田栄一郎先生のメッセージがどれだけつまっているかということに重きを置いている」と大興奮の様子を見せる。「巻三三三」の中で特に好きなページを尋ねられると生駒は尾田とGReeeeNの対談ページをピックアップ。その理由を「マンガを読んでいるような感覚になってすごく面白かったです。ボリュームも多いし、いろんな裏話も知れた」と話す。一方、園内で行われているライブショー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION “3”『PHANTOM』」の台本メモのページを挙げた渡部は「ファンなら誰しもがうれしい先生のラフや癖字が見れる。付け加えられた物語も重要なシーンで」と熱弁した。さらに「SBS」のコーナーで“麦わらの一味”全員のサインが見られることについてMCから振られると渡部は「ナミ、サンジ、チョッパー、ブルックのサインは本邦初公開なので、この4人のサインが見られるだけでも『巻三三三』の価値がある!」と大絶賛。生駒は「みんな個性があふれすぎてて。自分のサインの参考にしようかなと思いました」とコメントした。
東京ワンピースタワーでは4月からアトラクション「ルフィのエンドレスアドベンチャー」内のルフィシアターのアニメーションがリニューアルしたり、特別企画展「ログギャラリー」の新シリーズがスタートしたりと、新たな企画が続々登場する。これにちなみ「新たに挑戦したいことは?」と聞かれると渡部は「いつか『ONE PIECE』のゲスト声優がやれたらいいなと。大きな力でなんとか先生に届けてもらって……」と野望を口に。生駒は「親孝行」を上げたのち、「実は渡部さんは地元の先輩なので、渡部さんのその願いが叶うことを願っています」と言うと、渡部が「一緒に出られたらいいですよね。秋田をイメージした“ナマハゲール島”とかを舞台にした作品で(笑)」と声をかけた。
最後に渡部が「こういう職業をしていることを存分に生かして、『ONE PIECE』という作品の面白さをどんどん世の中にさらに広めていきたいと思います。皆さまにお届けできている喜びを味わいながらこれからの俳優人生もがんばっていきたい」と「ONE PIECE」への思いを語る。生駒は東京ワンピースタワーについて「ここに来ればすべてが面白く伝わってくるんじゃないかなと思います。たくさんの人に来てもらえればと思います」とアピールして、発表会見を締めくくった。
その後のフォトセッションで「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」のキャラクターに囲まれると生駒は「うわ、どうしよう、カッコいい!」と赤面する。そのあとに行われた囲み取材で彼女は「キャラクターに会えて大興奮でした」とこの日の感想を述べた。さらに共演はこの日が初めてだと言う同郷の2人。互いに共演は念願だったと言い、特に生駒はテレビで渡部が出演しているのを観て「いつかこの人たちに仕事で会えるようにならなきゃ」と思っていたと感激した様子を見せていた。また3周年にちなんで記者から「3年後はどんなふうになっていると思いますか?」と聞かれると、乃木坂46からの卒業を発表している生駒は「芸能界で生き残ってればそれでいいです」と発言。また卒業の理由を「自立した大人になりたい」と説明し、「未来は明るいので、秋田を盛り上げたり、自分の可能性を広げたりしたい。ルフィたちみたいに、恐れないでしっかり航海していきたい」と今後への心持ちを語った。最後に記者から「乃木坂46でやり残したことは?」と聞かれると「やり残したことはないです。十分いろんなことをやらせてもらったのでもう何も望みません」ときっぱり。「最後はいいものを作って終わりたい」と力強く話した。
(音楽ナタリー)